新成人の皆さま、おめでとうございます。
私自身が「成人の日」を迎えたのは遥か昔のことですが、毎年この日〈伊集院静氏のメッセージ〉を読むのがここ数年の楽しみでした。
昨年の訃報以来、この日を迎えるのが淋しい気がしていましたが、今朝の紙面に最後のメッセージを見つけ、とても嬉しかったので、自分のために掲載します。
(氏の字も好きなんですよね~)
実は、昨年のスペイン旅行の前から「美の旅人」スペイン編も読み返しています。
アントニオ・サウラ(カルロス・サウラ監督の兄で、キューバ映画『低開発の記憶』のポスターの作者)についても触れられていたのは、嬉しい発見でした。(p.190)
表紙のゴヤの「砂に埋もれる犬」への感慨も共感します。