グァンタナメラ(原題:GUANTANAMERA)/1995年
キューバ・スペイン・ドイツ/91分/35ミリ/カラー/ICAIC
フィクション(ロードムービー)
監督:トマス・グティエレス・アレア、ファン・カルロス・タビオ
脚本:エリセオ・アルベルト・ディエゴ、T.G.アレア、J.C.タビオ
撮影:ハンス・バーマン
編集:カルメン・フリアス
音楽:ホセ・ニエト
録音:ラウル・ガルシア
美術:オネリオ・ララルデ
出演:カルロス・クルス(アドルフォ)、ミルタ・イバラ(ヒナ)、ラウル・エグレン(カンディド)、ルイス・アルベルト・ガルシア(トニー)、マリアーノ(ホルヘ・ペルゴリア)、コンチータ・ブランド(ジョジータ)、スセ・ペレス・マルベルティ(イク)
ストーリー
90年代、ソ連・東欧の崩壊による経済的非常時下のキューバ。グァンタナモ出身だが、半世紀もの間ハバナを拠点に歌手として活躍していたジョジ―タ(ヘオルヒーナ)は、その功績を讃えるセレモニーに出席するため帰郷する。そこでかつての恋人カンディドと再会し、失われた夢に浸っている最中にジョジータは突然死し、遺体をハバナに移送せねばならなくなる。
ガソリンも物資も極度に欠乏するなか、ジョジータの姪のヒナ(ヘオルヒーナ)の夫で(左遷され)葬儀関係の役人をしているアドルフォのアイディアで、グァンタナモからハバナまで、通過する県ごとに霊柩車とガソリンを負担することに。遺族として、姪のヒナと夫のアドルフォ、ジョジータの元恋人カンディドは、トニーが運転する車で霊柩車に同行するのだが、行く先々で起きるトラブルや出会いが、一行の運命を変えていく―。
テーマ:死と再生(革命の終焉と新世代による再生への願い)
鑑賞のヒント:謎の少女=イク
Marysolより
本作の解読編は後日に
その鋭い批評性は、ストーリからは伝わりません…まさに細部に宿る。
追記(9月15日)
映画『グァンタナメラ』鑑賞のポイント | MARYSOL のキューバ映画修行 (ameblo.jp)
見る度に面白さが増す映画!